頭髪を豊かに見せるアイテムについての所感
ボリュームを出すヘアスタイルや、頭皮が目立ちにくくなる明るいカラーリングで髪をより豊かに見せることができますが、毛量が少なかったり、毛が細すぎる人にとっては採用できない方法です。
また、利用する治療法にもよりますが、AGAクリニックでは治療期間中のヘアカラーやブリーチを控えるよう助言されることがあります。
そんな人が利用しているのがウィッグ、そして増毛スプレーです。
ウィッグとは
ウィッグとは、人工毛や人毛で作られた、頭髪の代わりに被る髪のことです。「かつら」といえばなじみがあるでしょう。様々な長さ、色、スタイルがあり、ファッションアイテムとして、または頭皮を隠すために使われます。 部分的に使用する部分ウィッグや、全体を覆うフルウィッグなど、種類も豊富です。
頭皮が局部的にほんのり薄い人がウィッグを使用すると、仕上がりが自然で気付かれることもほとんどありません。
増毛スプレーとは
髪を生やすのではなく、特殊加工された植物由来の極細人工繊維などを、静電気の力で髪に付着させることで、髪のボリュームを増やし、地肌を隠して髪が増えたように見せる製品です。必要を感じたときにすぐにごまかせる即効性が魅力です。
結論から述べますと、圧倒的にウィッグがおすすめです。
増毛スプレーは至近距離で見るともろバレします。使用量が多いほどバレやすさは顕著です。バーコードハゲと一緒で、頭髪のさみしさをごまかせていると思っているのは本人だけで、周りからはスキンヘッドにした方が良いのではと後ろ指指されるパターンをごまんと見てきました。
私も自身で増毛スプレーを試した経験もありますが、細かい粒子が毛穴に詰まって頭皮環境にも悪そう。一時しのぎする分にはいいのかもしれませんが、AGAでしっかり生やす気があるからスプレーを常用したいとは思いませんでした。
最近の高性能ウィッグは性能が良くおすすめです。仕上がりは地毛と見比べても遜色ないほど自然である上に、通気性もよく頭皮の皮膚呼吸を妨げないため、頭皮環境に与える悪影響も少ないように設計されています。
なのでAGA治療と併用してさみしい部分ウィッグでごまかし、黒々と生えたらかつらを外す方法がおすすめです。
自信が持てない時間が減ります。
ウィッグは同僚や友人にすぐバレるから恥ずかしいとためらう方もいるでしょうが、
ハゲよりふさふさ髪の方が印象が良いというのは日本人の共通認識です。
なので、ウィッグを付けるのはあくまでも仕事上の身だしなみや対人マナーの一環としてだから、
と、事前にカミングアウトしてしまえば、案外好感すらもたれるもので、恥ずかしくありません。
↑髪の大切さを教えてくれる、有名な中国人コスプレイヤーの方。
「若ハゲ」で「ズラをカミングアウト」してますが、問題にならないくらいかっこいいですよね。
ウィッグ必須であるレベルのハゲがむしろ愛嬌として捉えられ、多くの日本人から好意的な感触を持たれています。
AGA治療や育毛剤を利用中の人にオススメなのはウィッグ(かつら)!
ヘアスタイルやカラーリングでごまかすつもりなら、クリニックの専門医に一度相談して問題の無い場合のみ実行です。
将来、再生治療が発展して毛根ごと復活させる技術が誰でも受けられるのが理想ですが、
再生治療の時代まではかつらで隠しつつ、AGA治療で素頭を出せるまで耐えましょう。